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canope
カノープ あるいは骨壺

 canope(カノープ)とは、ヒトまたはケモノの頭が蓋になっている、古代エジプトでミイラの臓器を収めていた石膏製の壺を指します。フランスの作曲家ドビュッシーは、この壺に霊感を得てひとつの小曲を書きあげ、前奏曲集という曲集の中に組み込みました。
「静かにほのぼのと、悲しげに」とあべこべの言葉が注釈されているこの曲は、色彩に溢れ煌めく他の曲に挟まれ、無機質ながらどこか優しい、異質な存在としてひっそりと佇んでいます。
 東京という、夢と情報に飲まれた大きな街にも静けさは随所に存在しています。ちっぽけではありますが、聴くという喜びを提供し、静かに包みこめるような優しい空間にしたいと願い、この名前を付けました。

canopeピアノスペース 小林えりか

東京駅から5分。都会のかたすみで上質な音を体験する。

サンプルイメージ

地名のとおり、東京日本橋から少しだけ東にある東日本橋。
アートギャラリーが立ち並ぶ小伝馬町、そして老舗問屋街を持つ馬喰町や伝統文化の薫りがかぐわしい人形町と隣り合わせなこの区画は、オフィスビルが立ち並びながらも、忙しいのか、のんびりなのか、どこかあやふやな、不思議な時間が流れています。
そこにある生まれたてのハンブルク製スタインウェイ(B211)を入れた完全防音のピアノスペース。
一音弾くだけで溢れてくる音の情報量、その上質な音色は私たちの耳体験を更に豊かにさせてくれます。

canopeピアノスペースは、約20帖の防音室で、年齢と経験に合わせたピアノ個人レッスンを展開しております。
常日頃から、私たちは多種多彩な音を摂取しています。それはテレビから、イヤホンから、街頭から、公園からそして自然から……
現代社会とシンクロできるデジタル音は、もはや肌に馴染み必要不可欠な音のひとつですが、自分自身の手を動かして、指先の繊細な動きで音を操る行為も、また一つの音体験だと思っております。
スタインウェイを通して、体の奥まで届く音の響きを体験してみませんか?

また、レンタルスペースとして、個人練習、収録、配信、アンサンブル、サロン演奏会などにもどうぞお役立てください。

canopeピアノスペース レイアウト

レイアウト

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